薬局の仕事

【世界初の喘息3剤合剤&笛】エナジア®吸入用カプセル

へむ
へむ
今日はへむの薬局で新しく新薬を取りそろえたので、紹介します。今回はノバルティスファーマ株式会社のICS(ステロイド)/LABA(β2刺激)/LAMA(抗コリン)3剤合剤の新薬エナジア®です。
仔かぴ達
仔かぴ達
去年末に3剤合剤の吸入は既に出ているので今回のは今更って感じですね。しかもブリーズヘラーだし。
へむ
へむ
それが今回は治療目的が他のと違うのです。今回の新薬は喘息治療薬なので、去年出た新薬がCOPDに対してなので用途で違いますね。
仔かぴ達
仔かぴ達
喘息で3剤合剤?LAMAってCOPDのイメージが強いけど、3剤でよくなるの?
へむ
へむ
喘息でのトリプル療法は今まで有効性は示されてなかったけど、去年発表されたTRIMARAN試験・TRIGGER試験で初めて有効性が明らかになったんだ。ただし、中等度以上の喘息なので治療ステップ3以降で使うものらしいよ。
仔かぴ達
仔かぴ達
そうだったんですね。LAMAはあまり喘息のイメージがなかったけど、また新しい医療の常識ができたわけですね。
へむ
へむ
そう。では、今回も重要と思うところだけピックアップして紹介します。

特徴

  • 喘息としては世界初のICS/LABA/LAMA3剤合剤の吸入薬
  • 用法は1日1回1カプセル
  • 吸入のデバイスはブリーズヘラー®
  • ブリーズヘラー®は吸気時にカラカラと音が鳴る

 

主な注意点

  • 治療ステップ3以上の気管支喘息が適応
  • COPDに対しては適応なし
  • デバイスはブリーズヘラー®

 

参考:エナジア®吸入用カプセル インタビューフォーム

 

感想

トリプル療法は治療ステップ3以上に該当するので呼吸器の先生から以外は、あまり処方されないかも。

吸入のデバイスはブリーズヘラー®なのがちょっと面倒ですね。

最近はエリプタ®が楽すぎて、それに比べてカプセルを入れて穴開けること自体患者さんには面倒です。

ただ、今回のデバイスは吸気時にカラカラと音がなる設計になっています。

これは吸気が十分かどうかの指標としてわかりやすいので非常にいいですね♪

実際に、呼吸器疾患の人は吸気が十分でないケースも多々あり、薬剤師のフォローが必要でした。

DPI(ドライパウダー定量吸入器)の欠点をカバーできるので、患者志向のいいデバイスです。