薬局の仕事

【!?】薬剤師は医者以上の名医になれる職業

へむ
へむ
今日は薬剤師は医者を超える名医となる可能性を秘める職業である!という話をします。
仔かぴ達
仔かぴ達
へむさん、それは言っている意味がさっぱりです。医者じゃないのに、医師を名乗るのは医師法違反ですよ。
へむ
へむ
そうだね。ただこれには理由があるのでちょっと聞いて行って下さい。

 

名医の定義って何?

まず、名医というのはどういう医者を指しているのかな?っていう話です。

手術をバンバンしている医者が名医なのか?

未知や不治の病を治すのが名医なのか?

無医村で医療難民を助けるのが名医なのか?

 

一言で「名医」と言っても、定義や解釈はあいまいで、

人によってイメージする「名医」というのは全く異なることがわかります。

ここで漢方を学んでいる人ならほとんどの人が知っているお話をします。

 

中国の逸話「扁鵲」の語る名医とは?

扁鵲(ヘンジャク)は、中国の春秋戦国時代のお医者さんです。

扁鵲は3兄弟の末っ子で上の兄達もまた医者でした。

さまざまな大病を克服してきた扁鵲が王と謁見した時の会話です。

 

王「お前たち3兄弟で最も優れているのは誰だ?」

扁鵲「長兄が一番優れており、次に次兄、私は2人に及びません。」

王「!? ではなぜお前が一番名が通っているのだ?」

扁鵲「長兄はまだ、病にならないうちに治すので、病を取り除いたことは私たちしか知りません。」

扁鵲「次兄は病が軽いうちに治すので、患者は大したことがなかったのだと思います。」

扁鵲「私は薬や針、時には手術をして大病を治すのでみんな私がすごいのだと誤解します。」

 

名医とは未病を治す医者である

この扁鵲の逸話は漢方の概念である「未病」を説明するときに、語られるお話です。

「つまり、どういうことだってばよ」を下記に示します。

扁鵲的名医ランキング

1位:まだ病でなはい段階で治す医者

2位:病が軽いうちに治す医者

3位:大病を治療する医者

 

要するに名医=未病を治す医者でということです。

扁鵲の故事から見ると、という枕詞も付きますが、これも一つの基準だと思います。

 

薬剤師が名医になるには?

病院に行く人は、どこかを患い、それをよくしたいというニーズを持って行きます。

要するに、病院に行っている時点で扁鵲の言う名医ランキングの1位を得られないのです。

 

そんなの薬局も薬を貰いに行くんだから一緒じゃん!ってツッコミを入れる方!

それも正解です。

薬を貰いに薬局に行く時点で「病気を治す」というニーズがあるので名医ランキング2位以下です。

 

しかし、「健康サポート薬局」というものがあります。

健康サポート薬局は「薬を貰って治療するために薬局に行く」ではなく、

「健康増進のために薬局に行く」という機能も備えた薬局です。

実は、へむの管理する薬局も「健康サポート薬局」です。

健康サポート薬局は月に1回健康教室を催し、健康に関する講義をしたり、

本社から取り寄せた様々な面白い測定機器で自身の健康について考えて貰います。

まだまだ健康サポート薬局は調剤薬局全体の1割にも満たないですが、

薬局は薬をもらうだけでなく、自身の健康増進を考える場であって欲しいものです。

 

因みに、タイトルの薬剤師が名医になるとはこの薬局の健康増進機能を極めることにあります。

治療のために薬局にも来たが、その後、薬局で健康の大事さがわかって、

健康について考えるようになり、健康増進の行動を始めた という人が増える薬局にしたいものです。

 

おわり