薬剤師の生態

育児をしやすい薬局環境の矛盾に関する雑話

こういうことはリアルでは言えないからブログで言うけど、

育児しやすい職場環境って、難しいですよね。。。

 

もちろん、これには自分も何かあった時のために・・・

お互い様だから・・・

 

っていうのも、もちろんあるし、

育児の大変さや緊急性も理解はしているけど、

やっぱり負担の偏りが生じてしまうため大変です。

 

なんで急にこんな話を持ち出したかと言うと、

今日は急遽、3人の育児をしながら働いる人が休んだわけです。

 

朝から職場のLINEがピロリン♪ ピロリン♪ ピロリン♪

と軽快に刻む着信音とは裏腹に、内容は「子供が熱を出したから休みます。」×3

管理者としては絶望を感じつつ、

「承知しました。休んでください。早くお子さんが早く良くなることを祈ります。」

と返信するしかないわけです。

 

もちろん、患者さんはこっちの事情なんて知ったこっちゃないから、

いつも通り処方箋を持ってきて

いつものスピード感での業務を期待するわけです。

 

こちら側も構えているので、いつもよりスピード感を出した仕事をしますが、

やっぱり3人もマイナスで通常通りの流れができるわけもなく、

あとはお察しの通りです。

 

スタッフはいつもより仕事をしているのに、

患者さんはイライラしだし、余計に疲労感が増幅するわけです。

 

 

薬局業界と言うのは女性が多いと思います。

また、薬局チェーンは必要な薬剤師数を確保できていないところも多く、

育児世代の薬剤師をしっかり囲い込む必要があります。

 

そのため、育児をしやすい環境づくり、雰囲気作りをするわけですが、

これは他のスタッフに負担を偏らせる仕組みづくりとも同義です。

管理者はダイバーシティの理念とか、お互い様の精神を持ってもらうことで

その負担を軽減するように努めます。

しかし、スタッフも大人なので頭では必要なことと理解しつつも

肉体的な、精神的な疲労は生じてくるわけです。

 

ダイバーシティとかは耳障りのいいような言葉に聞こえます。

これは価値観の異なる人を多様性を受け入れながら公平に働けるようにするために、

あえて不公平を正当化する理念です。

そのため、根本的に矛盾をはらみ、バランスが難しいものです。

 

管理者ともなればスタッフ同士の価値観を尊重するわけですが、

ダイバーシティでは片方を尊重すると、片方が立たない場面も多くなります。

 

これに対して正解・不正解など簡単に出るわけではないですし、

ましてや、一薬局の店長が店舗完結でどうにかなるものでもないです。

ただ、今日は真に育児をしやすい職場環境とはを考えさせられる一日でした。