薬局の仕事

かかりつけ薬剤師の契約をとる戦略

へむ
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今回はかかりつけ薬剤師を推進する上での戦略的な部分を話をします。かかりつけ薬剤師シリーズは今回で一応最後です。

かかりつけ薬剤師の価値の伝え方

かかりつけ薬剤師を実際に患者さんに伝えるにはどうしたらいいでしょうか?

まず、その手順から説明します。

  1. 自分が提供する患者さんへの価値を考える
  2. その価値を提供できるターゲットを絞る
  3. 患者さんへの自身のアピールをする

では、順番に説明します。

 

自分が提供する患者さんへの価値を考える

まず、患者さんが「かかりつけ薬剤師」をもつことに

どのようなメリットがあるかを考えます。

ここで大事なのは患者さん目線のメリットを考えることです。

重複や飲み残しをチェックしたりなんて、かかりつけ薬剤師に関係ないものもダメです。

 

かかりつけ薬剤師は「担当」して行う薬剤師業務全般なので、

あなたが担当することで患者さんにどんなメリットがあるかということを考えます。

 

まあ、難しいかもしれませんが、基本的に患者さんのメリットは2種類です。

すなわち医療ニーズかかりつけニーズの2種類です。

これに関しては過去の記事で詳しく説明していますのでご参照ください。

その提供できる価値を理解したら、あとはその価値を提供できる人は絞り、

価値を適切にアピールすることでかかりつけ薬剤師の契約に至ります。

 

ここからは、医療ニーズを満たす治療向上タイプのかかりつけ薬剤師と、

かかりつけニーズを満たす親近感タイプのかかりつけ薬剤師の2種類に分けて説明します。

 

治療向上タイプのかかりつけ薬剤師

治療向上タイプは詳しい説明医薬連携薬物治療の向上を図るかかりつけ薬剤師です。

提供できる価値

このタイプの薬剤師の提供する価値は、薬物治療を向上させることです。

担当することで患者さんはよい治療を受けれるようにします。

そのために、薬剤師は単なる薬の確認だけでなく、医師への報告や提案など、

積極的な薬物治療の介入をすることが必要です。

介入する際の薬物治療の担当者として、あなたが必要となるのです。

 

ターゲット

このタイプのかかりつけ薬剤師のターゲットは、

あなたがより薬物治療の向上に貢献できると考える人です。

専門薬剤師の資格や匹敵する知識を持っているのであれば、その分野の患者さんです。

他にも、外来服薬支援や服用薬剤情報提供、薬剤調整支援などの医薬連携加算を

取ったことがある人や取れる人です。

なぜなら、あなたがそのニーズでかかりつけ薬剤師となった時に、

詳しい薬の説明や医師への報告、提案をしていくことになるためです。

 

アピール

このタイプのかかりつけ薬剤師のアピールは

「あなたに薬物治療を任せたい」と思わせることです。

具体的には知識を持っていることや、医薬連携ができることをアピールします。

知識は資格や終了した研修、実績などでアピールできます。

実績は過去の実績でなくても、今から提案をするなど未来の実績でも可です。

 

親近感タイプのかかりつけ薬剤師

治療向上タイプは患者さんと仲良くなることで情報を集めるかかりつけ薬剤師です。

提供できる価値

このタイプの薬剤師の提供する価値は、知ってくれているという安心感です。

患者さんに対して仲がいいということは、

具体的に患者さんのことを詳しく知れるということです。

その患者さんに対する情報量で安全と安心を提供するのです。

 

ターゲット

このタイプのかかりつけ薬剤師のターゲットは仲がいい人です。

服薬指導という業務上の会話以外でも雑談ができるぐらいがいいです。

お互いに名前を覚えているぐらいになれば、声掛けしましょう。

 

アピール

このタイプのかかりつけ薬剤師のアピールは距離感を縮めることです。

自身の趣味、特技、出身地などプロフィールが武器となります。

相手が少しでもあなたという人間に興味を持ったら、

服薬指導の合間に雑談を挟むようにしましょう。

 

今回は以上です。

へむ
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かかりつけ薬剤師について5回連続での投稿でした。もし、知りたい内容があれば問い合わせフォームからご連絡ください。