薬剤師の生態

薬剤師が生き残るには情報の質が大事

へむ
へむ
以前にも述べましたが薬剤師の一番の武器は情報です。

ただ、情報の価値はどんどん下がっています。

情報の価値が下がっている現代で薬剤師はどうしたらいいのかと言う話をします。

 

情報のデフレ

皆さんはスマートフォンをお持ちでしょうか?

ブログを読んでいるぐらいの人であればもちろんお持ちでしょう。

スマフォってすごいですよね!

いろんな情報を瞬時にアクセスできます。

 

へむが高校生の時はガラケーがメインで、10年ぐらい前から一気に普及してきました。

これってすごい革新ですよね!

ただ、薬剤師業界においてこれはかなりの脅威になってきます。

なぜでしょうか?

 

そう薬剤師は情報職だからです。

この薬の効果はどうなのか?

副作用は何があるのか?

何に注意すべきであるのか?

スマフォがあれば瞬時に大量の情報にアクセスできます。

 

情報化社会の中で情報の供給は需要を大きく上回って存在します。

そうなるとどうなるか?

そう情報がデフレーションを起こすのです。

要するに情報の価値が下がっているのです。

 

極端に言ってしまえば薬剤師の説明なんか不要ではないか?

と言うことです。

 

情報デフレの時代の薬剤師の意義

大量の情報に容易にアクセスできる時代で。

薬剤師でなくても情報を武器にする職業はなかなかその職の意義を失われていきます。

 

ただ、漫然とした情報提供である場合は職の存在価値は失われていくでしょう。

それでは、薬剤師と言う職業はなくなるのか?

 

それはわかりません。

ただし、情報化社会の中で生き残る方法はあります。

それは情報の質を高めるのです。

 

大量の情報に溢れる一方で、情報の質は玉石混交です。

もちろん、石ばっかりを与えるようなら薬剤師は滅亡します。

要は、薬剤師が玉の情報を提供し続けることが必要ということです。

 

情報の質を高めるには?

情報の質を高めるためには2つのポイントがあると考えます。

それを解説します。

 

必要な情報を提供する

一つ目と言うか、その患者さんにとって必要な情報を意識することです。

吟味して提供することが必要です。

逆に不必要な情報を提供しないことも重要です。

必要なことが薄まってしまうからです。

 

必要な情報を提供するにはその人の背景を詳しく知っている必要があります。

例えば、胃腸が弱い人に対しては、

胃腸の副作用がある薬を飲むときに負担を減らすようにする。

その為にも、薬局は患者さんの情報を逐一蓄積し、

薬歴のサマリー欄を充実させる必要があります。

 

正確な情報を提供する

今は誤った情報も溢れた時代と言えます。

誤った情報とはバイアス(情報の偏り)によるものが多いです。

それは学術論文でも然りであり、バイアスの完全な排除は困難を極めます。

また、「コップに水が半分もある」「コンプに水が半分しかない」

こういった、結果の捉え方、表現の仕方でもバイアスが生じます。

医療情報において企業の利権などはバイアスになり得ます。

基本的にテレビや新聞などのマスコミは広告主がある関係上、バイアスが大きい情報です。

全部が全部とは言いませんが、広告主の商売にプラスになる

情報となるように表現をすることも多いため、

テレビや新聞の医療情報は特に注意が必要です。

 

より正確な情報を把握するためにはエビデンスレベルのより高い情報を集めましょう。

難しいかもしれませんが、できる限り最新のガイドラインや学会などの

知見を参照にするとよいです。

 

医療情報は発展が目覚ましく、今の常識と一昔前の常識は全然違うことは意識しましょう。

要するに、医療職に勉強の完成はあり得ないのです。